古典芸能鑑賞

2009年05月16日

狂言を見たことがないけど見てみたい!という
友人ご夫妻を誘って江東区の薪狂言へ。

いつも雨が心配なこの狂言会。
今年はギリギリもった。
雨だと会場がホールになってしまい、雰囲気がまた変わってしまうので。

演目は
「蝸牛」
「察化」
「千切木」  と比較的わかりやすいものばかり。

心配そうに見始めたお二人も大笑いしながら楽しめたようで安心。

奥様は特に「蝸牛」がお気に召したようで
「また 蝸牛をやるときには誘ってくださいーー!」と。

だんな様は「太郎冠者って使用人なんでしょ?俺みたいだなー」と
ぶつぶつ。

でも想像以上に楽しかったし、良く判った!!とおっしゃっていただいて
良かった。

狂言鑑賞後、食事をして外にでたら雨。

いいタイミングだったなぁ。
今日の野外鑑賞は寒かったけどね。

at 16:03│コメント(0)

2009年01月01日

体調はイマイチだが 事前にチケットを購入していたので
頑張って梅田まで行く。
元旦にチケットなんてとるんじゃなかったなーと
若干後悔しつつ…。
でも今日の公演は昼の部と夜の部があって
通しで購入していなかったのは不幸中の幸い(?)というべきかも。
主催がイベント会社であること、会場の大阪能楽会館は狭いこと、
何よりも自分の体調が良くないこと…を言い訳に洋服で行く。
ああ…私の情熱は冷めてしまったのか…

演目は

三番三

   三番三 茂山千之丞
   千歳  茂山 童司
   後見  茂山 逸平

   笛   杉 市和
   小鼓  大倉源次郎
       荒木 健作
       上田 敦史
   大鼓  亀井 広忠


85歳とは思えないほど力強く舞い始めた千之丞さん。
声も朗々としていて流石と思える。
でも「揉の段」が終わり、「鈴の段」では
ややお疲れが出たのかな?と感じる場面も。
そりゃあそうだよねー。それにしても85歳でこれだけ見せれば立派。
千之丞さんに見とれてしまって時折間がずれる小鼓も
次第に気にならなくなったくらいだ。
大鼓の亀井さんは姿勢が決まらなかったのか、前半少し打ちにくそうだったけれど
さすがの音色と掛け声だった。


お正月トーク「底抜けにおめでとう」
       茂山 宗彦

「ちりとてちん」以来、どうもトークが落語家っぽくなってきた
ような気がする。
まあトークだし、いいかなー。


樋の酒

   主人   丸石やすし
   太郎冠者 茂山あきら
   次郎冠者 茂山千三郎
   後見   増田 浩紀

中堅どころのこの演目は安心して見ていられた。
セリフを間違えてしまったりしたところはあったけど、
それはご愛敬ということで…


石神

   亭主   茂山 宗彦
   女房   茂山 逸平
   何某   佐々木千吉
   後見   鈴木 実

   笛    杉 市和
   小鼓   大倉源次郎

やはり若手なんだなー、と感じてしまった最後の演目。
仕方ないんだろうけど…


それなりに楽しかったのだが 私もハズも少々飽きてきたのは事実。
公演回数も多いし、メディアへの露出が多いからかもしれない。
もう少し落ち着いた配役・構成・演目を見たいと思ってしまった。

…どんなに好物でも毎日食べたら飽きるもんね、と言うと
「まーた 食べ物にたとえてる!」とあきれられた。
だってわかりやすいじゃん、ねーー?

at 14:50│コメント(0)

2008年12月24日

大阪フェスティバルホールが建て替えのため、クローズされる。

で、そのホールで行われる最後の狂言会に行って来た。
基本的にホール狂言は好きではない。
でも今回は出演者がとても豪華なので行くことに。

演目と役者は以下の通り

スペシャルトーク

福の神  善竹忠一郎 善竹忠重 茂山千作

舟渡婿  野村萬 野村万蔵 野村小三郎

小原木  茂山千之丞 清水皓祐

菓争   茂山七五三 茂山正邦 茂山茂 茂山隆司 善竹隆司 善竹隆平
     茂山あきら 茂山千五郎 茂山宗彦 茂山逸平 茂山忠亮
     網谷正美

豪華メンバーでの競演となり、結構楽しめた。
茂山家の狂言を長いこと見ていたので、野村萬家の狂言はとても新鮮。
ハズも同意見だったらしい。

来年は野村萬家の公演をいくつか見てみたいなぁ。
      

at 13:15│コメント(0)

2008年11月18日

11月初旬からお出かけが続いたので過去ネタUp。

先日 お友達にバロックコンサートに連れて行っていただいた。
場所は神戸元町のカフェ。
30人も入ればいっぱいという、こじんまりしたコンサート。
でももともとバロックって室内奏だし ちょうどいい感じだ。
(…といっても私はクラシックに関する知識はゼロに等しい。
 かろうじて言えるのはここまで…)

今回はヴァイオリンとチェンバロでの演奏。

お友達がかなり詳しいので開始前にいろいろレクチャーしてもらう。
今日演奏で使うヴァイオリンはバロックヴァイオリンといって
現在よくオーケストラで使用されているものとは 形状、音質はもちろん
奏法も違うのだそうだ。
へえーーーーー!!

ヴァイオリン奏者は 平井誠さん。
MCも担当して下さるのだけれど これがとてもフレンドリーな解説で
分かりやすい。

チェンバロは 澤 朱里さん。
チェンバロの音っていいなーハート

12月には同じお店でクリスマスコンサートをやるそうで、
その時は店内の照明を全て消し、ろうそくの灯りだけで演奏をするらしい。
…ということで その場で即来月分も申し込んできた。
楽しみだなー。

わからないなりに聞いていても結構楽しめた。
驚いたのはヴァイオリンの音色。
プロだから当たり前なのだろうけれど 曲によってまったく違う表情の音を
弾かれるのだ。
最初は「…なんか硬い音だなー。これがバロックヴァイオリンの特徴なのかなぁ」と思ったのだが
アンコールで弾いて下さったアリアはそれはそれは柔らかく、やさしい音色だった。
これまで敬遠していたクラシックだけれど 少し聞いてみようという気になった。

…先輩によると「それはね、年をとったってことなのよ」だそうだけど。

この日演奏された曲

クープラン:プレリュード第8番 ホ短調

コレッリ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第8番ホ短調 Op.5-8

クープラン:慕わしきお姫様/鈴/百合の花開く/感性・愛情

オベール:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第1番ホ短調 Op.2-1

J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調 BWV1006

     :ヴァイオリンとオブリガートチェンバロのためのソナタ
                  第6番ト長調BWV1019a




at 19:10│コメント(0)

2008年10月20日

関東の山本家、京都の茂山家。
同じ狂言でありながら雰囲気の異なるこの2家が
一緒に公演をするというのはあまりない。
その上、場所は大江能楽堂。
これは行かねば!!と 座椅子持参で行って来た。

大江能楽堂はとても古い。
見所も桟敷なので座布団だ。
それでも最近、耐震補強等の工事をおこなったので
少し綺麗になった(失礼・・・)
ただ、その工事で目付柱の前にさらに1本
鉄の柱が立ってしまったのは残念。

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それでもこの能楽堂の味わいは捨てがたい。
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さて、肝心の公演。
両家の違いがとてもよく判って楽しかった。

文蔵のシテは山本則直さん。
お声が朗々としていて、難しい語り物も飽きずに聴かせてくれる。
それにアドの山本則俊さんのお辞儀の型がとても綺麗で見とれてしまった。

宗論
浄土僧を千之丞さんが、法華僧を山本東次郎さんが演じた。
このキャスティング絶妙。
最後の部分は両家の間の違いがあって少しやりにくそうだったけど
それはそれで見ている方には
「ああ、こんなところがちがうんだなぁ」と判って面白かった。

籤罪人
シテの千五郎さん アドの七五三さんの間合いは絶妙。
とても面白かった。
まあ茂山家にとってはここはホームグラウンドだからね。

公演後の 千之丞さんと東次郎さんのトークも面白かったし。
久しぶりに良い公演を見たな、という気持ち。

座布団での鑑賞なので 正座が苦手な方は座椅子をお持ちになることを
お勧めする。
今回は比較的空いていたので男性も胡坐なんてかいていたけど
隣同士の間があまりないとけっこう長時間はつらいので。


at 21:16│コメント(0)