古典芸能鑑賞

2011年12月25日

久しぶりに落語会に。

米朝一門のうち、吉朝さんという方(故人)のお弟子さんたちが
7回忌の追善で行った落語会。

昼の部と夜の部、両方見ちゃった。

3年くらい前にNHKの朝ドラ、「ちりとてちん」にも出ていた吉弥さんも
この吉朝一門なのである。
上方落語は 鳴り物が入るので「芝居噺」がとても好き。
その上、「地獄八景亡者戯」をリレー形式でやるとあっては
行かなくっちゃ・・・!

ハズは仕事だというので、一人での鑑賞となったのだけど
いやーーー 笑った笑った。

来年は 落語ももっと聞きに行こうと改めて思ったひと時だった。

2010年03月09日

三月花形歌舞伎を見てきた。

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場所は日生劇場。何年ぶりだろ?
小学生のときに 学校で「動物会議」のミュージカルを見たのが
最後の訪問だったから・・・  ン十年ぶりだ。

市川染五郎と片岡愛之助が出演。
この2人が衆道の契りをかわす・・・

若手ばかりが出演、会場も歌舞伎座とはちがうので
脚本も演出も斬新な感じがした。
BGMに入る曲も ん?ムード歌謡??っぽい感じ。
(もちろん 歌舞伎のお囃子も入るけど)

愛之助丈のお小姓、実はとっても期待していたのだけど
あんまりキレイじゃない気がした・・・
なんでだ?
        顔がおっきいから!!  ではないかな・・・と思った。

ファンの方 ごめんなさいーー!!でも すんごい期待しちゃったのだ。
期待が大きすぎたのかもしれない。

春猿さんは 相変わらず美しくて可憐だったなぁ。

定番の歌舞伎の演出とは違ったお芝居が見たい方はいかが?


URLはこちら  
    http://www.somemoyo.com/



2009年08月31日

ひさしぶりに 宝生能楽堂(水道橋)に行って来た。

今回は企画公演「ろうそく能」である。
演目は「鉄輪(かなわ)」。
 旦那さんをとられた奥さんが夜な夜な丑の刻参りをしているうちに
 生霊になってしまい、安倍晴明に祈伏される・・・というストーリー。

おどろおどろしい雰囲気なのでろうそくのみの灯りの中で演じたら
さぞかし映えるだろうなーと思える。

でもチケットを取る時に主催者側の方に
「自由席なのですが今回は早めにいらっしゃらないと
 よいお席がないかもしれません・・・」と言われる。

そんなに 人が来るの???と思ったら・・・

「鉄輪」の前に 狂言が1曲あり、それに野村萬齋さんが出るらしい。
    ・・・あらそうどすか・・・

というわけで 開演1時間半も前に能楽堂に行ってみると
すでに10人以上の人が並んでいてびっくりした。

開演前には隣にお座りになった男性からあれこれ話しかけた。

山梨からいらしたそうで、今回のおシテを勤められる 大坪喜美雄さんの
社中の方だそう。
でももう高齢なので(86歳!)お稽古をやめようと思っているんだとか。
・・・というお話を延々としてくださるのだが・・・
開演直前までおしゃべりするのは あまり好きではないので少し困ってしまった。

さて 肝心のお能。
完全にろうそくだけで演じるわけにはいかないので
舞台上は多少照明が残っているものの、
薄暗い明かりの中での「鉄輪」は迫力がある。
前半で 丑の刻参りにやってくる女の登場場面は
本当に怨念みたいなものが感じられてとても良かった。

後半の安倍晴明との祈伏闘争は それほど激しくなかったけれど
かえって内に押さえ込まれた感情が感じられたし。

考えてみれば現代のように照明設備がなかった頃、
室内での演能はろうそくの灯りで行われたんだろうなぁ。
こういうほのかな灯りのほうが、能面の繊細さも仕舞の型も
良く判るような気がするから不思議。

またこういう企画があったら行ってみたい。
初めての方でも 能の雰囲気を楽しむならこういう演出のほうがいいかも。

at 14:31│コメント(0)

2009年05月23日

今月は立て続けに狂言などの古典芸能を見ているが
今日は文楽。

これもハズが「見てみたい!」と言い出したからだ。
関西にいる時にさんざん「見に行こうよ」と誘ったのに
そのときにはあまり興味がなかったらしい。
・・・大阪が文楽の本場なのになぁ。 専用の劇場だってあるのに。ま、いっか。

ということで これまで能・狂言・歌舞伎 で見たことのある演目のほうが
彼も判りやすいだろうと思い 今回の公演をセレクトしたというわけだ。

まずは寿式三番叟。

 台詞も謡も大夫が担当なのでとても聞きやすく、また楽しかった。
 踊りがクライマックスを迎える鈴の段では 人形遣いの息がぴったり合って
 見ごたえ十分。

次に伊勢音頭恋寝刃

 やはり人間国宝の大夫の語りはすばらしい。
 声はもちろん、大勢の登場人物の語り分けは言うことなし。
 それにあわせる人形もこれまた人間国宝。
 最後は 主人公が次々と人を切り殺すという凄惨な場面なのだが
 文楽ならではのユーモラスな演出があったりして少し救われる。

最後は 日高川入相花王

 有名な道成寺である。
 清姫の人形の愛らしいこと!!
 それだけに後半、嫉妬から形相が変わり ついには蛇になって
 日高川を渡るシーンが映える。


本当に堪能した。
楽しかったなぁー。
ハズも相当気に入ったようなので
「毎月 行く?」と聞いたら(本当は東京では 毎月公演はないけど)
「・・・そんなには いい」だって。
   なんだよーー!

at 15:35│コメント(0)

2009年05月17日

ここのところ 能狂言鑑賞から足が遠のいていたハズが
珍しく「行きたい!」というので
久しぶりに国立能楽堂へ。

今日は 大蔵流山本家の別会である。

演目は
「花子」
「樋の酒」
「那須」(語)
「貝尽くし」(小舞)
「神楽」(素囃子)
「獅子婿」

である。

「花子」も「獅子婿」も大曲だし、語りの「那須」も重い曲なので
この演目が一度に見られるというのはそうそうない。

茂山家の公演の時とは客層も違っていてだいぶ場内も落ち着いた雰囲気。
ロビーもいやに静かだなーと思っていたら
いわゆる「物販」をしていないからだと気がつく。
・・・このほうが 能楽堂らしいかも。

独特のせりふ回しではあるものの、謡や舞が入る大曲では
山本家の方が「キリッ」としている感じ。
武家の式楽として続いてきた狂言だというのもうなづける。
特に「獅子婿」は圧巻。
もういちど見てみたいなぁ。

たっぷり4時間、狂言を堪能。
年齢を重ねた身には 山本家のほうがしっくり来るような気がしてきた。



at 16:44│コメント(0)