着物

2006年10月18日

先日から「下駄好き」モードに入っていたのだが
やはり新しいのが欲しくなり、伊丹の履物屋さんに行ってみた。

・・・あるある!
奥から品の良いご年配のおばさまが出てらして
「台と、それから鼻緒を選んでね。
そしたら すぐに すげてあげるから」と言って下さる。

実は昨年、疋田の長羽織の残布で
鼻緒を作っていて・・・
というと、奥からご主人(たぶんおばさまの息子さん)が
「あー、いいよ、いいよ。すげてあげるよー」と
気持ち良く対応していただけた。

その鼻緒で作ったのがこれ。一見草履っぽく見えるでしょ?でも下駄。
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なんと台は桐で?2,000。嬉しい!
で、調子に乗ってもう一足。
これはお店の沢山ある鼻緒からチョイス。
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こっちも?2,000の台。

他に桜とか桐の台もあって(お値段は高いけど)
鼻緒も?1,500からあって目移りしてしまった。

その場でご主人が 足に合わせて鼻緒をすげてくださる。
微妙な調整もしてもらえるので
少額なのに ちょっとお嬢様気分。
(お嬢様は言いすぎか・・・)

家にある草履や下駄で鼻緒が緩んだりしたものがあったら
いつでも持っていらっしゃい、直してあげるからね。と
ご主人に優しく言っていただき嬉しくなった。
実際のところ 着物のメンテナンスはどうにかなるのだが
履物となると本当に数少ないのだ。

ふと最近 全くクツを買っていないことにふと気がつく。
家には下駄箱に入りきらないためダンボールに入れたままの
「草履」って箱があるんだけど・・・困った

ま!いっか!!

at 19:37│コメント(0)

2006年10月07日

昨年は 後半で雨が降りちょっと悲しい気持ちになったのだが
今年は朝からとても良いお天気。

縁切寺としても有名な、北鎌倉の東慶寺さんで行われるお茶会に行ってきた。

お茶会は勿論なのだが 最後に本堂で藤村志保さんが
「源氏物語」の朗読をされる。
虫の声、笛の音、そして藤村さんのしっとりした声がとても素敵なのだ。
お茶などやったこともない私だが 午前中着付講座をし
受講生の方とそのまま参加。
通常の拝観では立ち入ることのできないお茶室などに入れるのも
楽しみのひとつ。
「大寄せだから カジュアルなのよ」と伊勢半の若女将はおっしゃるけれど
一応 お懐紙、楊枝、お扇子は用意。
着物も好きな紬ではなく 飛び柄の小紋で・・・と少しお澄ましで(笑)

お茶室でのお点前、立礼でのお点前、そしてお食事と
けっこうな人数なので待ち時間もあるのだが
虫の声を聞きながら そして他の参加者の方とお着物の話などをして
楽しく過ごした。
ただ正座に慣れていないので たまにピンチになったけど。
周りにも同志がいたのでちょっと安心(笑)
(あまりパチパチ撮れる雰囲気でもなかったので画像はなし)

藤村さんの朗読が始まる頃には月がぽっかり顔を出し、
本堂前の池に映ってそれはそれは見事だった。
周りが暗いせいもあるのだが「月の光ってこんなに強くて明るいのか」と
びっくり。
ネオンのない世界というのも良いものだ・・・。
たまには家でも電気を消して、と思ったが
周りが明るいと駄目なんだよねー。残念。


at 23:06│コメント(0)

2006年10月06日

前日の天気予報で十分判っていたけれど
朝から それはそれはすごい風雨大波
・・・ここまで降らなくてもねぇ・・・

今日の着付講座には当然ポリエステルの着物で行く。
びしょ濡れになってもへこまないよう、お襦袢もポリ。
ただし お店のお座敷に上がるのに水がしたたっては
大変失礼だし 商品を汚したりしたらいけないので
その上に雨ゴート着用。
うう・・・暑いよう~ 泣く

ただ、雨でもOKなように前日に銀座で下駄と爪皮を購入しておいた。
下駄は歩きやすくてとても好き。
能楽堂などには履いていけないが 下駄を履くとなんとなく嬉しくて
「ああ・・・あたしって カジュアルな女」と実感してしまう(笑)

以前あつらえた雨ゴートとこの下駄のお陰で
雨の日の着物の外出も全く苦ではない。ゲンキンだなぁ。

 

at 23:01│コメント(0)

2006年10月03日

明日からまた東京。
もちろん実家に泊まるので例の「お嬢様のソファ」とも
ご対面予定。・・・ちょっとコワイよ~困った

着物の時にはやっぱり「がま口」だよね、ということで
最近GETした財布。
柄物っていうのが 今までの自分の持ち物とちがうところ。
(これまでは和装洋装問わず、柄のあるものをあまり持っていない)
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薄いけど中はちゃんとカードを入れる場所もあり。
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このコを連れていざ東京へ!(何をいきってるねん・・・)

今回は週末に北鎌倉の東慶寺さんのお茶会もあるので
楽しみなのだが 大波台風の動きがきになるところ・・・
そして ちょっと興味があったホテルにも宿泊してみる!
(バレるとウルサイので母には内緒。
「何で実家があるのにわざわざホテルなんて泊まるのよっ!」と
 激しく問い詰められるに決まってるからなぁー)

というわけで 行って参りマース走る

at 00:37│コメント(0)

2006年09月26日

今日のさわやかなお天気に気を良くして
一日着物で過ごした。
午後、買い物があってお店に入ると
店員のおばちゃんに声をかけられた。

「綺麗に着てはるね―。自分で着るの?」
「・・・あ、ありがとうございます。
 自分で着ました・・」
「そーゆー地味な着物も若い人が着ると
 イキでええもんやね」

・・・え?地味・・・?
今日は 自分で縫った紬の単に
これまた自分で作った ジャワ更紗の帯。

そーいえば 反物を買った時点で和裁の先生や先輩に
「いやー、こんな地味なの買うてー!」
「わたしらでも よう買わんでー」
・・・とさんざん「地味」と言われたのだった。
でも 自分ではそんなに地味だと思っていなかったんだけど。
見知らぬ人にまで「地味」っていわれるなんてー!!困った

・・・先輩方の言うことは聞くもんですな・・・とほほ。
でも着るよ、これ!

at 22:26│コメント(0)